東京都内で新型コロナウイルスの新規感染者が増え続ける中で（今日は111人確認）、本日、都知事選挙が行われる。史上最多の22人が立候補し、選挙期間中、コロナ対策や東京五輪の開催の是非などについて各候補の「論戦」が繰り広げられた、などとテレビでは言っていたが、実際には論戦はほとんど行われず。ただ各候補がそれぞれに自分の政策を語ることはしていても、候補者同士が議論を戦わせる、という場面は一度も見なかった。かつては実際にテレビ討論などが行われて、盛り上がったものだが、各局は候補者22名全員を出演させるのかどうか、主要候補だけでは不公平だと批判されるのではないか、などとあれこれ考えた末に自局ではテレビ討論はやめておこう、という結論に達したのかもしれない。
僕は朝８時半過ぎにはマスクをして投票に行ったが、入り口でまず除菌スプレーを手に吹きかけ、ビニールシート越しに受付を済ませ、投票用紙と一緒に消毒済みの鉛筆を受け取って、記載台で候補者名を書いて投票、鉛筆も回収箱に返す、といういつもとは違った手順だった。
で、20時の投票終了と同時に現職・小池百合子知事の当選確実が報じられたのだった。強力な対立候補との一騎打ちなら、結果はどうなるかわからなかったかもしれないが、対立候補が複数出たことで、反小池票も分散するから、当然の結果ではある。しかも、どうやら６割ぐらいの票を小池さんが集めたようだから、相当強かったということなんだろう。
過去に投票立会人を何度かやったことがあるのだが、同じように投票終了と同時に当確が出ている、という経験は何度かあった。まだ未開票の投票箱が目の前にあるのに、と白けた気分になったものだ。
投票立会人体験談。
東京は今日も梅雨空（夕方には晴れたけど・・・）、九州では記録的な豪雨で大変な災害が起きているが、摩周湖のライブカメラをチェックしたら、すっかり夏景色だった。
しかし、相変わらず観光客の姿が見えない。実際はそれなりにいるのだろうけれど。
隣の屈斜路湖には観光客が来ている。
（きょうの１曲）EGG / Fugue in D Minor
