リキとアピ

 多摩動物公園のオランウータン。リキ(来月で8歳)とアピ(6歳)の腕白コンビ。

 ここでは当たり前のようになっているが、オランウータンのオスの子ども同士が仲良く一緒に遊ぶシーンというのは滅多にみられるものではないし、たぶん日本では多摩動物公園ならでは、だろう。

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 本人たちは知らないかもSれないが、彼らは父親はどちらもボルネオ。異母兄弟である。リキの母親はキキ(21日で20歳)。アピの母親はチャッピー(47歳)。

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 リキ。最近、どんどん体が大きくなってきた。

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 アピ。体は小さいが、身体能力は抜群。

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(きょうの1曲)Bill Evans / Peace Piece


Bill Evans "Peace Piece"

野ブドウ

 井の頭池の池畔の木にからみつくように枝葉を伸ばしている野ブドウの実が色づいていた。

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 不思議な色だなぁ、と思っていたのだが、本来は白色で、青や紫に色づいているのは寄生虫が入った実らしい。あまり美味しそうには見えないが、実際、不味いらしい。

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 野鳥は食べるのだろうか。

 井の頭池カワセミ

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(きょうの1曲)小島麻由美/真夜中のパーティー


小島麻由美 「真夜中のパーティー」

コウノトリ「歌」の死

 東京は久しぶりに青空の一日だったが、今日は残念な話。

 栃木県でケガの治療のため、保護されていたコウノトリの「歌」が死んでしまった。

 「歌」は2018年、徳島県生まれの2歳♀。去年、今年と2年連続で関東に飛来し、今年は千葉県野田市生まれの「ひかる」(4歳)とペアになり、栃木県小山市渡良瀬遊水地にある人工巣塔で営巣。2羽のヒナが誕生し、コウノトリの野生復帰プロジェクトが始まって以来、東日本で初めての繁殖に成功したばかりだった。

 「歌」は9月末に左脚を負傷しているのが確認され、治療のために一旦保護されたというニュースまでは知っていて、その後の様子が気になっていたのだが、ケガは思っていた以上の重傷だった。10月8日に保護され、栃木県の施設に収容された「歌」は左脚を骨折しており、しかも骨が皮膚を突き破る開放骨折。そこから細菌感染を発症する危険な状態で、結局、10月12日に左脚を切断。野生復帰の望みは絶たれ、飼育下での生存をめざしていたそうだが、手術から2日後の14日に衰弱死したそうだ。まだ2歳という最年少の母親で、これからもたくさんの子どもたちを育ててくれるだろうと期待していたのだが、あまりにも残念な結果になってしまった。ケガの原因は不明。

 残された「ひかる」は「歌」が捕獲された場所を何度も訪れているといい、突然いなくなったパートナーを探し回っているようだ。

 「歌」の子ども、「ゆう」♀と「わたる」♂は父親の「ひかる」や野田から飛来した昨年放鳥の「カズ」「レイ」と行動しているようだ。

 2015年から野田市で放鳥が始まったコウノトリも送電線や鉄塔に衝突したり、農業用ネットに引っかかったりして、すでに3羽が犠牲になっている。彼らを取り巻くニンゲンの文明は多くの危険をはらんでいるが、彼らが無事に生き延びて、少しでも多く数を増やしていってほしいと思う。

 写真は多摩動物公園コウノトリ

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ロキのスカイウォーク~もうひとりで渡れるよ

 多摩動物公園のオランウータン、この日はキキとロキがスカイウォーク。2歳のロキも完全にひとりで渡れるようになった。母親のキキは見守るだけで、手助けはせず。

ただ飛び地までは行かず、第6タワーまで2往復。

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 第6タワー。スカイウォークはスタート地点の第1タワーからゴールの第9タワーまで全長150メートルほどあるが、そのうちの第6タワーは陽射しが避けられ、風も心地よさそうで、オランたちに人気の休憩スポットである。

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ロキのスカイウォーク

 

(きょうの1曲)ORGANS CAFE / Ah~Never Forget You~


Ah ~Never Forget You~ - organs cafe

 

CACALIA

CACALIA

  • アーティスト:organs cafe
  • 発売日: 2002/05/22
  • メディア: CD
 

 

ジュリー・チェリア・リキ

 今日の東京は朝は昨日の冷え込みの続きで今季最低の11.3℃まで下がったが、日中は思ったよりも晴れて、最高気温は19.8℃。過ごしやすい一日だった。

 多摩動物公園のオランウータン。リキ(♂、来月で8歳)が久しぶりにジュリー、チェリアと一緒に放飼場に出ていた。

 リキとジュリー(55歳)。ジュリーはリキが赤ちゃんだった頃から、いい遊び相手になっていた、いわば近所のおば(あ)ちゃん。

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 ジュリーと養女のチェリア。そして、リキ。

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 チェリアがズーラシアから多摩にやってきた当時、リキがチェリアにちょっかいを出し、チェリアが逃げ回るというシーンが繰り返されていた。チェリアから見れば、リキはちょっと乱暴な近所のお兄ちゃんといったところか。

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 リキ「よぉ、久しぶりだな」

 チェリア「あ、いじめっ子のリキくんだ」

 リキ「もういじめないよ」

 チェリア「ホント?」

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 チェリア「ホントにイジワルしない?」

 リキ「しないよ」

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 チェリア「リキくん、前よりカッコよくなったね」

 リキ「そうかい?」

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 ジュリー「密はだめよ」

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 3人「ソーシャル・ディスタンス!」

(きょうの1曲)DOOPEES / Magic Journeys


Magic Journeys - Sound Concierge X Numero Tokyo

第25回秋華賞

 牝馬三冠レースの最終戦、第25回秋華賞京都競馬場・芝2000メートル(やや重)で行われ、最後の一冠をめざす3歳牝馬18頭が参戦した。最大の注目はいうまでもなく春の二冠を無敗のまま制したデアリングタクトで、断然の一番人気となった。

 レースはマルターズディオサが引っ張るゆったりとした流れで、デアリングタクトは中団馬群の後ろを楽に追走。そして、3コーナー手前から徐々に順位を上げ、最終コーナーを5番手で回ると、松山騎手のゴーサインに応えて、あっという間に先頭に立ち、そのままゴールイン。史上6頭目の三冠牝馬となった。しかも、無敗での三冠は史上初の快挙。


秋華賞2020 結果

 

 デアリングタクトはエピファネイア産駒。これで5戦5勝。

 国内外の優秀な種牡馬繁殖牝馬をずらりと揃え、その生産馬が競馬界を席巻する社台グループのような大手ではなく日高の小さな牧場で生まれた格安の馬による偉業達成。デアリングタクトこそ叩き上げというものだろう。

  ここまでは同世代の牝馬同士の戦いだったが、この先は牡馬も含めた年上の強豪との対戦が待っている。どんなレースをするのか、今から楽しみだ。


1着デアリングタクト(松山) 2着マジックキャッスル 3着ソフトフルート

4着パラスアテナ 5着ミスニューヨーク

 

 来週は牡馬コントレイルが同じく無敗でのクラシック三冠制覇に挑む菊花賞だ。

 

寒い!

 今日の東京は雨。最高気温は16.0℃だったが、これは日付が変わってすぐの0時21分に出た数字で、その後は気温が下がり続け、夕方の18時05分には11.5℃を記録。これはもう冬の気温で、実際、かなり寒かった。

 北海道の屈斜路湖にそろそろ白鳥が来るはずだと思い、毎朝、ライブカメラをチェックしているのだが、今朝、こんな画像が。

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 湖上の白い点は白鳥か。その後も何度かチェックしたが、確認できず。でも、そろそろ第一陣が到着していてもおかしくはない。

 摩周湖は木々の葉がすっかり散って、晩秋というより初冬のたたずまい。でも、寒そうではない。ここには誰も映っていないが、この前後には観光客の姿も確認できた。

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 屈斜路湖摩周湖の間にある川湯の今朝の最低気温は氷点下0.9℃だったが、正午過ぎには16.0℃まで上がり、日中の気温は東京のほうが寒かったのだった。

(おまけ)世田谷区内を流れる仙川のアオサギ

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(きょうの1曲)彭羚/Loving You


彭羚 Cass Phang Loving You