19年目のベルフラワー

 今年もベルフラワーが咲きだした(隣の鉢はコナラ)。

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 2003年の春に小さな鉢植えを買ってきたもので、今年でなんと19年目である。一時は花壇に植えてみて、あっというまにドクダミカタバミなどに包囲されてしまい、ほぼ消滅しかけたりもしたが、再び掘り上げて、雑草の根を取り除き、鉢に植え直して、なんとか細々と命脈を保ってきた。その後もほんの数輪しか咲かない年が続き、園芸店で立派に咲いたベルフラワーを目にするたびに買い直したいという誘惑に駆られていたのをなんとか思いとどまりながら、みじめな姿になった我が家のベルフラワーの世話を続けていたのである。それが今年は19年前に買ってきた時と同じぐらいの株に成長し、つぼみもたくさんついた。まだ1輪しか開花していないものの、見事に咲いてくれそうだ。

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 これは2018年の状態。株も小さいし、花数も少ない。

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春のすみれば自然庭園

 今日の東京は雨が降ったり止んだり。今日あたり開花しそうな花がいくつかあったのだが、チェックしなかったので、それは明日以降ということにして、今日の写真は先週末に散歩に出かけた世田谷区桜丘のすみれば自然庭園。

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 野鳥はエナガヒヨドリシジュウカラムクドリなど。池にはヒキガエルのおたまじゃくしがウジャウジャ。

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 タチツボスミレは盛りを過ぎており、ニョイスミレが咲いていた。

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 ドウダンツツジ

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 今の季節は吹く風も木陰も木漏れ陽も気持ちがいい。

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(きょうの1曲)村松健/出逢いと別れ

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鷺草の芽生え

 世田谷区の花にも指定されている鷺草。数年前に球根を買って、一度咲いただけなのだが、今年もミズゴケの中から芽を出した。今年は咲いてほしい。

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 ビデンス。

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 ハナミズキ

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 千葉県野田市で放鳥されたコウノトリの最新情報。

 栃木県小山市渡良瀬遊水地の人工巣塔で子育てをしている「ひかる」と「レイ」だが、誕生した3羽のひなのうちの1羽の死亡が確認された。親鳥がひなを巣から振り落とす場面が目撃されており、いわゆる「間引き」が行われた可能性が高いとのこと。ほかのひなにより多くの餌が行きわたり、巣立つ確率を高めるために、成長の遅いヒナを間引くということは自然界では珍しくないことらしい。自然というのは非人道的なのだ。

 

(きょうの1曲)Marvin Gaye / Mercy Mercy Me

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ドングリの芽生え

 去年の秋に確か多摩動物公園で拾ってきたクヌギのドングリを埋めておいたら、芽が出てきた。

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 すでにクヌギは今年で12年目になる鉢植えがあり、これ以上増やしても仕方がないのだが、とりあえず、また鉢植えで育ててみよう。
 スズランのつぼみが出てきた。

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 葉っぱがしっかりと出そろってから咲いてほしいのだけど、なんかイメージと違う。

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 カーリング男子の世界選手権。決勝トーナメントが始まるところで、新型コロナの陽性者が出て、中断していたが、いつのまにか再開されていて、全員がマスク着用で試合が行われる。

 決勝に進出したのはスウェーデンスコットランド。8エンド終了時点で5-5の同点だったが、9エンドにスウェーデンが一挙5得点のビッグエンドとし、10ー5となったところで、スコットランドがコンシード。スウェーデンが3大会連続、10回目の優勝。

 3位決定戦はRCFとスイスの対戦となり、スイスが6-5で勝利。銅メダル。

 

(きょうの1曲)Bill Evans / Waltz For Debby

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サラサドウダンが開花

 今年に入って苗木を買ったサラサドウダンの花が咲き始めた。1年目から予想以上にたくさん花がついた。

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 もう少し木を大きくして、この花を下から見上げたい。

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 先日の白いポピーに続いて、桃色のポピーが開花。

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 オレンジ色のカリフォルニアポピー(花菱草)も咲き出した。

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 ネモフィラとイングリッシュデイジー

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 日本は予選で敗退したカーリング男子の世界選手権だが、関係者の中に新型コロナの陽性者が出たらしく、決勝トーナメントを前に大会が中断してしまっている。選手や関係者を外部から徹底的に隔離して無観客で行われてきた大会だが、それでも感染者が出るということは、東京五輪でも同じようなことは十分に起こりえるということだ。

 

(きょうの1曲)DOOPEES / Air Vibes

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第81回桜花賞

 牝馬三冠レースの第一戦、桜花賞阪神競馬場・芝1600メートルで行われ、3歳牝馬18頭が参戦した。

 注目は極めて珍しい白毛サラブレッドで、昨年の阪神JF白毛馬として世界の競馬史上初めてGⅠを制した4戦4勝のソダシが、白毛馬として初めて出走するクラシックレースで勝つことができるか、だった。ソダシは当初から単勝1番人気に推されていたが、直前で阪神JFで2着だったサトノレイナスが1番人気となった。今日の阪神の高速馬場ではソダシよりサトノレイナスに有利と判断されたのだろう。

 さて、ソダシは好スタートを切ると、先行したストゥーティの直後のインを進む。かなりのハイペースで、サトノレイナスは後方から追い込みに賭ける。

 スタートで遅れた3番人気のメイケイエールが一気に盛り返して暴走気味に先頭に立ち、4コーナーを回って最後の直線。

 メイケイエールが失速し、ストゥーティが再び先頭に立つが、最内にいたソダシが馬場の真ん中寄りに出しながらストゥーティをかわして先頭に立つ。ファインルージュやアカイトリノムスメが追いすがり、さらに後方からサトノレイナスが猛然と追い込んでくるが、ソダシが先頭のままゴールイン。クビ差の2着にサトノレイナス。勝ちタイムは1分31秒1のレコード。

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 ソダシは父が芦毛クロフネ、母が白毛のブチコ、母の父キングカメハメハという血統。これでデビューから5戦5勝で、G1は2勝目。重賞は4勝目。昨年のデアリングタクトに続く無敗の桜花賞馬誕生である。馬名のソダシはサンスクリット語で純粋、輝きを意味するそうだ。ハイペースで先行した馬が軒並み最後に失速するなか、前で競馬をしながら、後続に抜かされることなく驚異的なレコード勝ち。輝くような緑のターフにひときわ映える真っ白な馬体は単なるアイドルホースではない、新たなスターホースの出現を印象づけた。JRAが売り出したソダシのぬいぐるみもあっという間に売り切れたらしいね。

 

1着ソダシ(吉田隼) 2着サトノレイナス 3着ファインルージュ

4着アカイトリノムスメ 5着アールドヴィーヴル