2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

都営青山北町アパートの廃墟

港区北青山の青山通りから北に入った奥まった一角に典型的な昭和の団地の廃墟が解体の日を待っている。 都営青山北町アパート。 1957年から68年にかけて建てられた4~5階建ての賃貸の集合住宅が25棟。各戸の面積は32~52平米、間取りは2DK~3DKだったと…

村尾嘉陵「代々木八幡宮道の枝折」を辿る(その2)

江戸の侍・村尾嘉陵が代々木八幡宮に参詣した道筋を辿る話の続き。 peepooblue.hatenablog.com 渋谷区代々木五丁目の代々木八幡宮と隣接する別当寺院の福泉寺参拝を終えた嘉陵は往路とは異なる道筋で帰路につく。そのルートは以下の通り。 南出の門を出れば…

トモエガモ

八王子市の長池公園を散策。園内の築池にトモエガモが来ていた。 冬鳥だが、日本海側への飛来が多く、太平洋側では珍しいと手元の図鑑には書いてある。僕もたぶん初めて見た。 こちらはメス。数羽がいるようだった。 ジョウビタキ♀。 寒くて、膨らんでいる。…

今季最低

昨日に引き続き、今朝も冷え込む。 東京都心では昨日よりさらに下がって、-3.4℃。郊外の練馬で-5.6℃、府中で-7.6℃、八王子で-7.6℃など、すべて今季最低気温を記録。臨海部の羽田でも-2.5℃まで下がり、これは1月の観測史上最低気温。 日中は昨日よりは上…

寒波襲来

日本列島に強烈な寒波がやってきた。 昨日の夕方から急激に冷え込み、風も強まり、東京都心でも昨夜、初雪を観測したらしい。うっすら積もるかもしれないと言われていたが、それはなかった。 今朝の東京都心の最低気温は-2.9℃。もちろん寒かったが、思ったほ…

村尾嘉陵「代々木村八幡宮道の枝折」を辿る(その1)

今から二百年ほど前、江戸近郊の散策記録を後世に残した侍・村尾正靖(号は嘉陵、1760-1841)の紀行を辿るシリーズの第二弾。いつの間にかシリーズ化しているが、それぐらい面白い。ただ、日帰りなのに、ものすごい距離を歩くので、その足跡を実際に辿るのは…

70歳になったアヌーラ

東京はどんよりとした曇り空で寒い一日。朝、家を出たら、パラパラと霰が降っていた。 1958年の多摩動物公園開園からずっといるアジアゾウ(スリランカゾウ)のアヌーラ♂。推定1953年生まれで、今年で70歳になった。井の頭のはな子の長寿記録を更新する。 白…

コアラの子どもたち

東京は今日も晴れ。都心の朝の最低気温は1.7℃、最高は8.9℃。東京としては寒い一日。 昨日、我が家のロウバイが咲いたと書いたが、花は全部で4つあり、今のところ1つだけ咲いている。残り3個の蕾のうちの1個が今朝になったらなくなっていた。鳥に食われた…

ロウバイ

2019年2月に「せたがや梅まつり」の園芸市で購入したソシンロウバイの苗木が4年目にして初めて花をつけた。確か400円という安さだったもの。 高さは2.5メートルほどに伸びたが、つぼみは四つだけ。そのうちの最初の一輪が開花。 とりあえず、めでたいが、来…

チュウサギ?

世田谷区内を流れる仙川で見かけた白鷺。嘴が黄色いのでコサギではないが、ダイサギほど大きくもない。チュウサギか? ダイサギは口角の切れ込みが眼の後ろまで食い込み、チュウサギは切れ込みが眼の下あたりで止まるのが見分けるポイントだというが、かなり…

水仙

先週末から曇りや雨の日が続いていたが、久しぶりに青空。気温も都心の最低気温が3.8℃、最高が12.4℃で、わりと暖かな一日。ただ、この先、強烈な寒波がやってくるようで、東京も来週の月曜日に雪の予報が出ている。この冬はまだ東京の初雪は観測されていない…

水栽培のヒヤシンス

曇り空で寒い一日。 水栽培のヒヤシンス。屋外の物置に閉じ込めていたが、十分すぎるほど根が伸びて、芽も出てきたので、数日前から外に出した。でも、まだほとんど日差しを浴びてはいない。 これからは室内に入れて窓辺で育てる。日光を浴びれば、そのうち…

Acoustic Asturias Live

昨日(1月15日)、吉祥寺のStar Pine's CafeでAcoustic Asturias(アコアス)のライヴ。 アコアスはヴァイオリン、クラリネット、ピアノ、ギターという編成で長らく活動を続けてきたが、昨年1月に活動をいったん終了。その後、全く新しいメンバーを集めて再…

杉並区・大宮児童公園の親ぶた・子ぶた

東京は今年初めての雨。ただし、ほんの少し。予報では暖かくなるようなことを言っていた気がするが、実際はそれほどでもなかった。 都心の最高気温は14.2℃で、確かに高めだが、これは午前1時過ぎに出た数字。確かに夜中は暖かく感じた。朝の7時過ぎの7.1℃…

きょうの夕空

東京は今日も晴れ。昨年末からず~っと晴れである。都心の最高気温は10.7℃、最低気温は1.5℃だったが、郊外は軒並み氷点下。うちでも小鳥の水飲み場がカチカチに凍っていた。 快晴だったので、夕空もあまり面白みはない。 今週末には天気が崩れるらしいが、気…

朝のスズメ

毎朝、家の前の電線や樹木にはたくさんのスズメとインコ、キジバトなどが餌の時間を待っている。庭に出ると、もう色めき立つのが分かる。餌台は大体インコに占拠されてしまうので、敷石の上にも餌をまく。少し離れてみていると、あっという間にスズメだらけ…

高尾山から景信山へ

朝8時半前に家を出て、京王線で高尾山へ。 高尾山口駅前で、駅前の川の対岸にあった火の見櫓が消えていたことにショックを受ける。やっぱりどんどん消えていくようだ。 気を取り直して登山開始。9時40分。 沢沿いの6号路から入ったが、正月だし、やはり薬…

「祈り・藤原新也」展

世田谷美術館で開催中の写真家・藤原新也(1944~)の展覧会に行ってきた。 藤原新也の本は昭和の終わりから平成の初めにかけてずいぶん読んだ。『印度放浪』、『東京漂流』、『乳の海』、『メメント・モリ』・・・。『メメント・モリ』は若者のバイブルなど…

村尾嘉陵の墓

正月に麻布十番に母方の祖父母の墓参りに出かけたついでに南麻布の西福寺を訪ねる。古川橋に近い明治通りに面した浄土真宗の寺である。 ここに『江戸近郊道しるべ』を書いた江戸の侍・村尾嘉陵(1760-1841)の墓があるらしい。 本堂に向かって左手に墓が並ん…

村尾嘉陵「井の頭紀行」を辿る(その3)

江戸の侍・村尾嘉陵(1760-1841)が文化十八年九月十五日(1816年11月4日)に井の頭弁才天に参詣した道筋を辿った話の3回目。たぶん最終回。杉並区の古社・大宮八幡宮に参拝したところから。 peepooblue.hatenablog.com peepooblue.hatenablog.com 「今日は…

村尾嘉陵「井の頭紀行」を辿る(その2)

前回の投稿からだいぶ間があいてしまったが、江戸の侍・村尾正靖(嘉陵)が文化十三年九月十五日(1816年11月4日)、井の頭弁才天まで出かけた道筋を辿る話の続き。 peepooblue.hatenablog.com 嘉陵は堀ノ内村(杉並区堀ノ内)にある「厄除け祖師」で有名な…

春の兆し

箱根駅伝も終わって、あっというまに正月三が日が過ぎていく。 新春とはいうけれど、冬本番の寒さはこれからである。それでも、春の兆しが見られないわけではない。 庭に植えたままのクロッカスやヒヤシンスはもう芽を出している。 いろいろな花が咲く春が待…

謹賀新年

2023年も地元の神社で迎えた。大晦日の23時半頃に家を出て、オリオン座やシリウスが輝く夜空を見上げながら、神社まで徒歩10分。途中、見かけた人影は4人のみ。コンビニも閉店している。静かな年越し。除夜の鐘が聞こえてくる。 神社にはすでに数名が列を作…