PFM

クラブチッタ川崎にイタリアのベテランバンドPFM(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)のライブを観に行く。
イタリアにはやたらに巧いバンドが多いけれど、PFMはなかでもトップクラスだろう。バロックやジャズやトラッドなどの要素を盛り込みながらロックのダイナミズムの中ですべてを統合し、凄まじいテクニックで演奏する。それでいて、イタリア人らしいラテンのノリで聴衆を盛り上げるのも上手い。
いわゆるプログレ系バンドのライヴは聴衆も集中してじっくり鑑賞するという傾向が強いが、今日はやけに盛り上がっていて、なおかつ、音楽的にもしっかり楽しめるという理想的なライヴだったと思う。
終演後に会場に流れたピンクフロイドAtom Heart Motherが妙にグッと来た。