日本のエンターテインメント半世紀展

今日の午後、渋谷の東急本店で昨日から開催中の「日本のエンターテインメント半世紀展〜抱えきれない夢」をみてきた。日本の芸能史に大きな位置を占めてきた渡辺プロダクションの半世紀をたどる展覧会である。
1時40分頃、会場に着き、まずは映像コーナー(入場無料)をチェック。ブースは2つあって、ひとつはザ・ピーナッツクレージーキャッツが出演していた「シャボン玉ホリデー」を3本上映。そして、もうひとつのブースがキャンディーズ。ファイナルカーニバルの記録映画(82分)と1976年10月11日の蔵前カーニバル2の映像(25分)。もちろん、キャンディーズの方を観る。ちょうどファイナルの1曲目が始まったところ。ファイナルの終盤「あこがれ」〜最後の挨拶〜「つばさ」の流れはもう何度も見ているのに、いまだにウルウルしてしまう。
最後に3人の生年月日、解散時の年齢、子どもの頃の夢(ラン=画家、ミキ=保母、スー=バスガイド)がテロップで流れるのだが、ランちゃんの名前が「伊蘭」になっていた。漢字、間違ってますけど。
さて、個人的には蔵前の映像の方が貴重。9ヶ月後の解散宣言の伏線となるようなセリフ入りの「めざめ」が胸にしみる。ただ映像の編集はイマイチ。でも、この映像、欲しいなぁ。発売してくれないかな。

キャンディーズの映像を全部みたあと、600円払って展覧会場に入る。ナベプロの歴代アーティスト愛用の楽器、資料、映像など。
キャンディーズのファイナルカーニバルでランちゃんが着用した衣装も展示されていた。30年近く前のものなのにすごく綺麗に保存されていて感動した。
また、記憶にあるかぎり、僕がこの世に生まれて初めて見た「きれいなひと」である伊東ゆかりや小学校低学年の頃好きだった奥村チヨの「終着駅」の映像も個人的にはツボだった。
最後にまた蔵前のキャンディーズを見て、5時過ぎに会場をあとにする。
28日まで。ただし、18・19日はトークショーがあり、キャンディーズ映像の上映はもしかしたら無いかも・・・。

明日(18日)は23時からNHK-BS2で「わが愛しのキャンディーズ」、4度目の再放送だ!