今日聴いたCD

チョコレート・ファッション『イングリッシュ・マフィン』

今ではバラエティー番組などでもすっかりお馴染になったヴァイオリニスト高嶋ちさ子が10年以上前にやっていたユニット、チョコレート・ファッションのアルバム。クラシックからビートルズやクイーンまでイギリス人の曲ばかりを集めた作品集。僕の好きなディーリアスやウォルトンなどの曲も取り上げているのが嬉しい。どの曲もアレンジがユニーク。
フランス人作曲家の曲ばかりを集めた前作では高嶋ちさ子とチェロの大藤桂子とのユニットだったが、この作品では高嶋のソロプロジェクトになっている(大藤も数曲でチェロを弾いている)。もっとも、前作と同様に多彩なミュージシャンが参加しているので印象はさほど変わらない。

1996年の作品で、当時は気に入ってよく聴いていたが、久しぶりに聴いたら、やっぱりいい。2回もリピートしてしまった。
ラストの曲だけオリジナル(金剛地武志の曲)で、高嶋のヴォーカル入り。今のテレビでのイメージからすると、当時はかなりかわいい声で歌っている。猫をかぶっていたのか。