多摩川サイクリング

午後、多摩川のサイクリングロードを走ってくる。世田谷通りを和泉多摩川まで行き、そこから多摩川の土手へ。またまた上流方面へ。相変わらずヨシ原ではオオヨシキリが「ギョギョシ、ギョギョシ」と賑やかだ。ツバメも飛び交い、上空からはヒバリのさえずり。これはもういつものパターン。
稲城大橋と是政橋の中間地点付近でドラマか何かのロケをやっている。
いつもは国立市の中央道高架を過ぎたサイクリング道が途切れるあたりで折り返すのだが、今日は一般道経由でさらに上流へ。立川公園から再び自転車道に入り、甲州街道の日野橋、さらに立日橋、多摩都市モノレール、中央線鉄橋、昭島市に入って多摩大橋、そして八高線鉄橋までやってきた。
土手に赤く錆びた鉄道の車輪2対が保存展示されている。説明板によれば、昭和20年8月24日、朝7時40分頃、折からの豪雨の中、八高線多摩川鉄橋(単線)上で列車が正面衝突、105名が亡くなった。この悲惨な大事故を後世に伝えるために、多摩川の中から発見された衝突列車の車輪をここに保存しているのだそうだ。


その車輪を眺めていると、鉄橋をEF64が渡ってきた。レール運搬用の車両を牽いているようだった。

八高線鉄橋を過ぎ、さらに進む。狛江市〜調布市府中市国立市あたりまでは多摩川サイクリングロードも鉄道にたとえれば幹線のイメージだが、ここまで来ると、ローカル線ぽい雰囲気になってくる。河畔林でウグイスが啼き、対岸の丘陵地帯からはホトトギスの声も聞こえる。

拝島橋(国道16号)、秋川・多摩川合流点、睦橋、五日市線鉄橋を過ぎ、福生市の多摩橋のあたりまで来て、五日市線熊川駅青梅線牛浜駅に寄った後、同じ道を引き返す。

帰途、武蔵野線の高架橋を南へ向かう国鉄色の183系(かな?)を見る。写真は撮り損ねた。



今日の走行距離はちょうど80キロ。今年の積算走行距離がやっと1,000キロを突破した。