大雄山道了尊

神奈川県南足柄市大雄山最乗寺に出かける。曹洞宗では福井県永平寺、鶴見の総持寺につぐ第三位の寺格を有する大道場である。
小田急線・新松田駅で下車、バスで大雄山駅前まで行く。ここから道了尊までさらにバスに乗るのだが、少し時間があったので、徒歩で行ってみた。3年前に自転車で行っているのだが、箱根外輪山の北東側に位置する山岳霊場で、約3キロの上り坂。でも、自動車道路とは別に旧道があって、路傍に道祖神などもあり、なかなか風情がある。桜も咲き始めていた。「平成の名水百選」に選ばれた湧水池などにも立ち寄って、仁王門からは鬱蒼とした杉林の中の参道を2キロ。



とにかく、仁王門から奥の院まで境内の標高差が300メートルぐらいあって、階段だらけのお寺である。不動堂や大黒堂などにお参りしながら、登って行って、さすがに疲れてきたところで、最後にドーンと長い石段が現われる。それでもちゃんと奥の院まで行ってきた。

ここがお寺の中心地

滝の上の不動堂

この石段を登れば奥の院

山には天狗が棲んでいる!

さすがに帰りはバスに乗り、大雄山駅から電車で小田原に出て、小田急で帰る。