世田谷美術館ほか

自転車に乗って砧公園の世田谷美術館で昨日から始まった「みちのくの浄土・平泉」展に行ってきた。
11世紀から12世紀にかけて栄華を極めた奥州藤原氏が築き上げた“みちのくの都”平泉の歴史と文化を知ることのできる展覧会。平泉の世界文化遺産登録実現に向けて、その歴史的・文化的価値を、東京で展覧会を開くことで広く理解してもらおう、という狙いがあるようだ。
とにかく、国宝中尊寺金色堂西北壇の諸仏11体(阿弥陀如来を中心に観音・勢至の両菩薩、持国天増長天の二天、左右に3体ずつ整列した地蔵菩薩)が寺外で初公開されるなど、国宝57点、重文41点を含む200の展示品が展示され、予想以上に見応えがあった。
東北各地の仏像の展示も素晴らしい。
4月19日まで。

桜丘の「すみれば庭園」では芝生にツクシが顔を出していた。子どもの頃はツクシを摘んで、母に佃煮にしてもらったものだが、最近はそういう機会はなくなってしまった。

緑の絨毯に青い星屑をまいたようにオオイヌノフグリも咲いている。この花を見ると、春だなぁ、という気になる。

瀬田のフラワーパークにも春の花がいっぱい。
寒緋桜も菜の花も満開。