air plants

昨年夏から活動を休止していた超絶“天然系”弦楽トリオ、air plantsがいよいよ再始動。チェロの橋本歩さんが昨年9月から米国ボストンのバークリーに1年間留学(本人によれば留学ではなく人生修業だそうですが…)、8月末に帰国したことで、めでたく活動再開となったわけ。
で、今日が活動第一弾のライブ。彼らのホームグラウンドともいえる渋谷のライブハウス「7th FLOOR」にて。
前半は立て続けに新曲が演奏された。いやぁ、すごいパワーアップしている。これまでにもレッド・ツェッペリンの曲などを演奏していたけれど、そうした経験を自分たちのオリジナル曲にも反映させた感じ。
休憩時間には今年4月にギターの嘉多山信さんとヴァイオリンの阿部美緒さんが米国に橋本さんを訪ね、「air plants アメリカ合宿」を断行した時の映像が上映される。
そして、後半はair plantsのヒット曲メドレー(?)。実際はヒットもしていないし、メドレーで演奏されたわけでもないが、いずれも名曲ばかり。テレビなどでもたまに耳にするし、最近も某書店で流れていた。

時に優雅で、時にエキサイティングな演奏の合間には相変わらずゆる〜い感じのトーク。今回は橋本さんが帰国したばかりということもあり、トーク・ネタはいくらでもあるせいか、トークも多め。演奏とトークの激しいギャップも彼らのライブならではの魅力ではある。
アンコールはデューク・エリントンの名曲「キャラヴァン」。いつもは中間部にレッド・ツェッペリン・メドレーを挿入するのだが、今日はジミ・ヘンドリックスの曲をやる。

ツェッペリン・メドレー入り「Caravan」

「Scatterbrain」

今年4月23日にバークリーの教室でジャズ・ヴァイオリンを学ぶ学生たちの前での演奏。

いつになるかわからないけれど、2ndアルバムが楽しみ。ライブ映像のDVDなんて付いていたら最高なんだけど。

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