こんな動画があったので、久しぶりのキャンディーズ・ネタ。
キャンディーズの「さよならの朝」。アルバム『キャンディーズ1 1/2〜やさしい悪魔』(1977.4.21)の収録曲。ヴォーカルはミキ。作詞・作曲もミキちゃん。ただし、詞についてはランちゃんに手伝ってもらったそうだけど。
こちらはライヴ・ヴァージョン。
さて、次はテレサ・テンの「さよならの朝」である。アルバム『ふるさとはどこですか』(1977.2.21)の収録曲。リリースはこちらが2か月だけ早いが、キャンディーズのものとは詞も曲も全く違う別モノである。作曲は小谷充、作詞は藤蘭となっている。実はこの「藤蘭」という人物、キャンディーズのランちゃんこと伊藤蘭のペンネームなのだ。もともと詩を書くのが好きで、作詞においても才能を発揮していたランちゃんだが、キャンディーズ以外に詞を提供した唯一の作品がこれ。両者の担当ディレクターが共通だったことから実現したらしい。
ミキちゃんこと藤村美樹が「二人のラブ・トレイン」(1975年のアルバム『その気にさせないで』収録)で作詞デビューした時のペンネームが「藤美樹」で、このクレジットを見た時は脱字じゃないの?と思ったものだが、ランとミキがそれぞれの姓から一字ずつとって藤というペンネームで揃えたのも姉妹以上に仲がいいと言われたキャンディーズらしいのかも。
- アーティスト: キャンディーズ
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- 発売日: 2008/09/03
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