ドバイ&高松宮記念

 日本時間で27日未明にドバイのメイダン競馬場で行われた世界最高賞金レース、ドバイ・ワールドカップ(G1、オールウェザー2000M)に日本から3頭が出走。デムーロ騎乗のヴィクトワールピサが日本馬として初優勝の快挙。しかも、2着にトランセンド(藤田)が入り、日本馬のワンツーフィニッシュ! ブエナビスタは8着に終わる。
 レースはトランセンドが逃げ、出遅れたヴィクトワールピサブエナビスタとともに後方を進んでいたが、超スローペースの展開にヴィクトワールピサはレース中盤から馬群の外を通って一気に先頭に並びかけ、最後の直線では日本馬同士のたたき合いを制す。ブエナは不利もあって力を出し切れず。
 また、ドバイ・シーマクラシック(G1、芝2410M)に日本から出走したルーラーシップは6着に終わる。

 続いて、日本では春の短距離王決定戦、高松宮記念。今年はいつもの中京ではなく阪神の芝1200Mで行われ、昨年の覇者で8歳のキンシャサノキセキリスポリ騎乗)が優勝、連覇を達成。2着にはサンカルロ。4位入線のダッシャーゴーゴーは昨秋のスプリンターズSに続いて走行妨害で11着に降着。不利を受けた1番人気のジョーカプチーノは10着に終わる。

1着 キンシャサノキセキリスポリ)  2着 サンカルロ  3着 アーバニティ
4着 ビービーガルダン  5着 レッドスパーダ