桧原村サイクリング

 9時45分頃、出発。
 青梅まで走った4日前と同じく狛江から多摩川沿いを走って睦橋まで。4日前には聞こえなかったオオヨシキリの声が今日はちらほら。ギョギョシ、ギョギョシという声を聞くと初夏だなぁ、と思う。ほかにセッカ、キジ、ホオジロ、ウグイスなど。昭島市あたりの河畔林では相変わらずガビチョウが賑やか。
 睦橋で多摩川と別れ、睦橋通り〜五日市街道経由で、武蔵五日市駅前まで走り、そのまま桧原街道を行く。ピカピカの新緑で気持ちいい。あちこちでキセキレイがさえずっている。

(電線でさえずるキセキレイ
 あきる野市から桧原村に入り、役場のある本宿を過ぎると、北秋川沿いを行く。すぐに払沢の滝の入口。もう何度も訪ねたし、今回は素通りしようかと思ったが、ついまた立ち寄る。沢沿いの道をしばらく歩き、滝を見てきた。

(滝への道)




(払沢の滝)
 道端にはスミレや山吹などの花が咲いている。

 遊歩道の途中にある古い郵便局の建物を利用した木工品などを商うお店で小さな買い物をして、遠い山の中腹にかかる「天狗の滝」を見て、自転車に戻る。


 再び走り出し、さらに奥地へ。今回もまた北秋川の支流、神戸(かのと)川に沿って上り、神戸岩を見てくる。



 高さ100メートルもある巨大な岩が真っ二つに裂けて、その間を清らかな水がいくつもの小さな滝となって、流れている。その岩につけられたかぼそい散策路を鎖につかまりながら通り抜けると、通る風がなんとも心地よい。
 ここで今年初めてミソサザイセンダイムシクイの声を聞く。キビタキらしきやわらかくて弾むような歌声も。オオルリの声だけは聞かれなかった。

 道はトンネルを抜け、さらに林道となって続くが、少しだけ林道に分け入って、引き返してきた。

 ほぼ同じルートで18時帰宅。121キロ。