The Last Greeting

 昨日、今日と小田急の海老名電車基地で3月16日限りで引退した通勤用5000形、ロマンスカーHiSE10000形、RSE20000形のお別れイベントがあったので、行ってみた。

(イベントのポスター)

(電車基地の留置線に展示された車両)
まずは1969年就役の通勤車両5000形。最後まで残ったのは5063編成4連。小田原方には今は消滅した列車種別「湘南急行」の藤沢行きと表示。反対側は新宿行き。




(2段窓の車両も小田急ではこれが最後)

(運転台)



続いて、1987年就役のHiSE10000形。今回引退のロマンスカーはいずれも乗る機会がなかったので、車内に立ち入るのは初めてだ。学生時代に新宿駅ロマンスカーの商品積み込みのアルバイトをしたことがあるのだが、その時はまだどちらもデビューしていなかったし。



(展望席)

 最後はRSE20000形。グリーン車に相当する2階建て車両のスーパーシートにも座ってみた。10000形、20000形ともバリアフリーに対応していなかったため、寿命が縮まったのだった。


なんだかんだ言っても、今回引退する車両の中で一番愛着があるのは、伝統的な“小田急顔”をもつ最後の車両となった5000形。なので、もう一度、車内に乗り込んで、座席に座ってみたりして、別れを惜しんできた。
 物販コーナーはすごい行列ができていたので、素通りして、会場をあとにした。
 海老名駅で電車を待っていたら、10000形、20000形の引退で、最近、よく見かけるようになったMSE60000形ロマンスカーが通過していった。