本当にウソ?

 午後には雨が降り出すという予報の、うすら寒い曇り空の午前中、窓の外を何気なく眺めていたら、何やら見慣れぬ鳥が視界をよぎった。
 なんだろうと思い、木の枝に止まっていたのをカメラに収めたが、曇り空で正体が分からない。スズメより少し大きめの小鳥。何枚か撮影した中に辛うじて頭が黒いなどの特徴が識別できるカットがあったので、それをもとに図鑑で調べてみると、ウソの雌?
 ウソという鳥は昔、北海道の釧路と阿寒を結ぶ自転車道を走った時に、一度、それらしいのを目撃したことがあるだけで、まったく馴染みがない。本当にウソなのかどうか。



 謎の鳥はいったん飛び去ったが、その後、もう一度やってくる。
 今日はジョウビタキ♀も何度か姿をみせ、ムラサキシキブの実をついばんでいく。
 また、姿は確認できなかったが、ツグミらしい声もこの秋初めて聞いた。

(おまけ)昨日あたりから咲きだしたサザンカ