皆様、あけましておめでとうございます。
昨年はたくさんの方にこのさして有益とも思えないブログにご訪問いただき、本当にありがとうございました。今年もなるべく世の中の役に立たないブログをめざして(?)、好き勝手に記事を書いたり、写真を紹介したりしていくつもりですので、よろしかったら、見てやってください。本年もどうぞよろしくお願いします。
ということで、2013年1月1日。ここから文体が変わります。
大晦日の23時30分頃、家を出て、星空を見上げながら地元の神社へ。寒さも思ったほどではないので、途中でマフラーを忘れたことに気づいたが、そのまま神社へ徒歩10分。
ふだんはほとんど人気のない神社だが、今夜はかがり火が焚かれ、新しい年が明けるのを待つ人たちが僕の前に20人余り列を作っていた。その後、列はどんどん伸びていく。
東京でメジャーな初詣先といえば、明治神宮などが有名だが、ああいうのは鉄道会社が自社線を利用してもらうために沿線の有名な神社やお寺への初詣をPRした結果、各鉄道沿線の寺社に多くの人が訪れるようになったのであって、初詣は地元の神社にお参りするのが本来だろう。昔は家族そろって明治神宮にお参りしていたが、あちらは大正時代の創建で神様としては新米の部類に入るし、その点でも16世紀初めの創建と伝えられる地元の神社の方が圧倒的に長い歴史を持つわけだ。
とにかく、もうすぐ新年。拝殿の中で神主さんが携帯電話を耳に当てているのは時報を聞いているのだろう。そして、12時ちょうどに太鼓が打ち鳴らされると、並んだ順番に初詣が始まる。神楽殿では神様に奉納する舞も始まった。
お参りを済ませ、甘酒をいただき、破魔矢も買って、0時半には帰宅。どこからか救急車のサイレンの音が聞こえてくる。
5時間余り寝て、6時頃、目が覚めた。
東の空がだんだん明るくなっていくが、この季節の太陽は隣の家の屋根に隠れて昇るので、初日の出は自宅の窓からは見えない。
僕はわざわざ初日の出を見るために元日の早朝に出かけたことは一度もないのだが、初日の出に宗教的ともいえそうな大きな意味を見出すのは日本人独特の習慣のような気がする。ほかの国の人たちも初日の出を見にいったりするのかな。
とりあえず、7時頃起きて、まずは我が家のボタンインコの世話。窓の外ではいつものようにワカケホンセイインコやスズメが待っている。
(電線で餌を待つインコたち)
(物干し竿でも待っている)
(初日を拝む)
(西の空にはお月さま)
(インコの新年会。正月なので、いつもよりエサ多め)
(餌台の下でスズメたちの新年会)
(シジュウカラもやってきた)
9時ごろ、初詣第二弾に今度は自転車で出かける。
まずは世田谷の松陰神社。父方の祖父が山口県萩市出身なので…。
この時間だとまったく並ばずにお参りできた。吉田松陰の墓にもお参りし、復元された松下村塾など見て…といういつものパターン。
(東日本大震災で損傷し、新しくなった大鳥居)
(松下村塾)
松陰神社の帰りに豪徳寺にも参拝。安政の大獄で処刑された吉田松陰を祀る松陰神社の後に、安政の大獄の中心人物・井伊直弼の墓がある、井伊家の菩提寺・豪徳寺に詣でることに深い意味はないのだが、招き猫発祥の地といわれるこのお寺には、僕の個人的なアイドル石仏がいるのだ。
(世田谷を代表する巨刹・豪徳寺は旧世田谷城址の一部で、土塁も残る)
(境内のあちこちに招き猫がいる)
(三重塔にも招き猫が…)
(僕のアイドル)
境内ではエナガをたくさん見たが、写真は撮れず。