初雪が大雪

 朝、目が覚めた時は雨だった。今年初めての雨。久しぶりだなぁ、なんて思っていたら、8時半頃から雨がみぞれ混じりになり、さらにみぞれに雪が混じるようになる。東京の初雪。
 しばらく窓の外を見ないでいたら、いつのまにか外が真っ白になっていて驚いた。上空に寒気が入ってきたところに台風並みに発達した低気圧が関東南岸沿いを通過するという東京では典型的な大雪パターン。まぁ、この程度で大雪なんて騒いでいると雪国の人に笑われるけれど、実際、交通はだいぶ混乱したようで、何よりも成人式に出席する人たちは大変だっただろう。

(いつのまにか窓の外は雪景色。10:20)

(さざんか)
 それにしても、雪が降り始めると、まるで特別なイベントのように妙に血が騒ぐ、この感覚は何なんだろうね。これだけは子どもの時から全然変わらない。
 近所の子どもたちが激しく降りしきる雪の中で雪だるまを作って、はしゃいでいるが、気分は僕もあまり変わらないのだ。
 東京都心の積雪は8センチというけれど、うちの庭では10センチは軽く超えている。小鳥用の餌台が元から少し傾いていたせいもあるが、雪の重みで倒れた。

(午後1時の餌台。この後、さらに積もった雪の重みで倒れた)

(自宅前の道もこんな具合)
 まだ雨だった朝のうちはスズメやシジュウカラが来ていたけれど、雪になってからは姿を見ない。どこで過ごしているのだろう。
 夜には雪はほぼ降り止む。