ミツガシワ


 深大寺の水生植物園にミツガシワが咲いていた。
 この氷河期の生き残りといわれる寒冷な気候を好む植物は北海道のニセコを自転車で越えた時に標高750mほどの神仙沼で見たのが初めてだったが、その後、東京の三宝寺池にも自生していることを知った。もともと湧水が豊富で水温が低いおかげで生き残ったようだ。三宝寺池はその後、湧水が涸れ、いまは地下水の汲み上げで維持されているが、深大寺周辺は今も湧き水が豊富なので、ミツガシワも生育できるのだろう。人工的に植えたのだろうけれど。
 桜と一緒で今年は咲くのが早かったのか、もう咲き終わりに近いようだった。



 水生植物園で見かけたシマヘビ。このヘビのすぐ上の木で盛んにウグイスがさえずっていて、見事な谷渡りも聞かせていた。姿も確認できたが、茂みの中で写真は撮れず。

 深大寺へ行く途中、仙川にいたコサギ

 潜水するカワウ。水面に浮かんでも、すぐにまた潜ってしまう。

(きょうの1曲)流線形と比屋定篤子メビウス


ナチュラル・ウーマン

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