有川浩『空の中』

空の中 (角川文庫)

空の中 (角川文庫)

「200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空に飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?
 一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とは・・・。すべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタテインメント!!」
 まあまあ面白かったが、最後に収録された「仁淀の神様」のおかげで深い余韻が残る。