小湊鉄道

 小湊鉄道に乗ってきた。鉄道というのは移動の手段であって、本来は目的ではないのだが、この鉄道に関しては、乗るだけで楽しめる路線だと思う。日本各地のローカル線でも今は大抵が平成風の車両や設備になっているのが普通だが、ここは何もかもが昭和っぽいのだ。とても懐かしい鉄道風景が至るところに見られて、とにかく味わいがある。それを堪能してこようというわけだ。
 ということで、小湊鉄道の起点、JR内房線五井駅市原市)までやってきた。1700円の一日フリー乗車券を購入。今回は観光などはせずに、いろいろな駅に降りてみよう、と考えている。

(この切符だけは味気ない)

 いかにも平成風なJRの電車といかにも昭和風の小湊鉄道ディーゼルカー

 行き先表示も昔風。

 8時21分発の上総牛久行きに乗車。4つめの上総山田駅で下車。


 駅舎の中にツバメの巣が2つ。


 今日は休日ダイヤなので列車本数が非常に少なく、特に中間の上総牛久(今日は最高気温が35.9℃だったらしい)から先の区間は1時間に1本弱しかないのだが、上総山田→海士有木→上総中野→月崎→養老渓谷→高滝→上総鶴舞と行きつ戻りつしながら駅をめぐってきた。写真を300枚以上撮ってしまったので、これから小出しに紹介していこうと思う。
 とにかく、まるでトトロが出てきそうな世界でした。

(上総大久保駅にて)
 こんな駅で終列車から降りたら、どんな雰囲気だろう?

 日本列島を支配しているのは人間ではなく植物たちなのだ、ということがよく分かる。

 上総鶴舞駅



 キリギリスとニイニイゼミが賑やか。

 田圃にはカエルやバッタなどがたくさんいて、いいなぁ、と思ったのだが、「明日、ラジコンヘリによる農薬散布を行います」という広報の車が走っていた。