クビキリギス

 日中はまだまだ暑いが、夜になると、窓の外からコオロギやアオマツムシの声が聞こえるようになった。
 今日の写真は庭で見かけた虫。たぶんキリギリスの仲間のクビキリギスの幼虫だと思うのだが…。



 クビキリギスだとすると、秋に成虫になり、そのまま越冬。繁殖行動は来春以降ということになる。


(おまけ)過去の旅の写真からカムイト沼(1999年8月)
 北海道北部のオホーツク沿岸、猿払村にあるカムイト沼。「カムイ・ト」はアイヌ語で神々のすむ湖を意味するせいか、なんとなく神秘的な雰囲気を感じた。たぶん先入観のせいだと思うけど。


 そのカムイト沼のすぐそばを通っていた旧国鉄天北線廃線跡。何もない原野にポツンとある駅跡。現役時代から日本最小レベルの粗末な駅だったと思うが、駅名は「飛行場前」だった。戦時中に日本軍が飛行場を近くに造ったとか…、そんな話だったと思う。もちろん、あたりにそれらしいものは何も見当たらなかった。

 線路跡はサイクリングロードになっていて、40キロほど自転車で走ったが、1台の自転車とも出会わなかったし、カムイト沼も含めて、まったく人を見なかった。ただ、「クマ出没」のにわか作りの看板にビビりながら走ったのを思い出す。