台風26号襲来

 関東に接近する台風としては10年に1度の強さという台風26号。中心気圧955hPaで早朝に関東沿岸を通過。
 昨日からの予報でも、どんなに凄いことになるかと不安だったが、風向きの関係で隣の建物が風除けになってくれたようで、雨風とも、まぁ、普通の台風だな、という印象だったが、ほかの地域では大変なことになっていた。
 とりわけ伊豆大島では24時間で800ミリ超という凄まじい豪雨に見舞われ、未明に山崩れが発生し、集落が飲み込まれるという大惨事。「山津波」という言葉があるが、まさにこのことだ。多くの方が亡くなったり、行方不明になっている。未明の出来事でもあるし、恐らく想像も出来ない規模の災害だったのだろうが、適切な避難指示が出ていたら…と思ってしまう。本当にお気の毒としか言い様がない。
 ほかにも各地で大きな被害が出て、交通もマヒ状態。小田急線でも地下化された下北沢駅で線路が冠水し、運転見合わせとなる。
 犠牲になられた方々には謹んでご冥福をお祈り申し上げます。また、被害に遭われた方々にもお見舞い申し上げます。

 世田谷区の河川監視カメラの画像。午前5時の野川・大正橋。

 午前6時の大正橋。この時間帯がピーク。

 正午の大正橋。水位はほぼ平常に戻っている。

 つづいて、同じ野川の少し上流、雁追橋。午前6時。

 午後3時。台風一過。

 台風は足早に去り、8時頃には雨が上がり、空も明るくなる。その後も強風は吹き荒れたが、午後には静まり、台風一過の青空が広がった。

 今日の日没。


 富士山が雲に隠れているので、丹沢山系・大山の夕景。



 北海道では旭川、釧路、帯広などで平年よりだいぶ早い初雪も観測されたそうで、帯広では積雪になったようだ。
 国道273号の大雪山系三国峠の20時40分の様子。

 同じ時刻の国道39号線・石北峠。

 いずれも北海道建設局の国道監視カメラの画像より。