ハロウィン

 きょうは10月31日、ハロウィンである。ハロウィーンと表記する場合もある。いずれにしても、自分にはまったく関係のない、どうでもいい行事である。もちろん、何もやらない。
 しかし、今年は世間でかつてないほどにハロウィンが盛り上がっているようである。街のあちこちでハロウィンの装飾が施され、グッズが売られ、仮装姿もずいぶん見かけた。地元の駅前ビルでも仮装して写真を撮ってもらえるコーナーが設けられていたし、イルミネーションを点灯している家もあった。

(さよならポニーテール/ダンスフロアとカボチャのおばけ)

 日本にハロウィンが入ってきたのがいつ頃なのかよく覚えていないが、いよいよ本格的に定着し始めたようだ。
 ハロウィンの本来の意味を知っている人はあまり多くないだろうが、そういうのは知らない方がいいのだろう(僕もよく知らない)。要するに人々を浮ついた気分にさせて、より多くの消費へと誘うことができればよい、という商業主義の祝祭であり、クリスマスやバレンタインデーと同じである。浮かれていればいいわけだから、その意義の理解などは却って邪魔だ。
 しかし、いきなり仮装した子供たちが「とりっく、おあ、とりーと」なんて言いながら押しかけてこられても困るな。柿ピーぐらいしかないよ。

あずまきよひこよつばと!』12巻より)
 
 それはともかく、ハロウィンが終われば、世の中、一気にクリスマスムードだ。100円ショップでも今日からハロウィングッズと入れ替わるようにクリスマスグッズが並び始めた。次々と待ち構える新たな誘惑を前になおも浮ついた気分を持続させることが求められるのだ。晩秋の静かで、少し寂しい感じが好きなのだが、そういうのはダメなのでしょう。
 次はイースターかな。まぁ、イースターの頃は桜の季節でもあり、もともと日本人は浮かれているか。

 ということで、今日の写真はアヒルだかハクチョウだかの仮装をしているアオサギ

 まぁ、実際は浮かんでいるのではなく、立っているわけだが。

よつばと! 12 (電撃コミックス)

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