第33回ジャパンカップ

 近年、外国馬の影が薄くなって国際GIとしてはなんだか寂しくなったジャパンカップ。今年は外国馬3頭を含む17頭が出走して東京競馬場・芝2400メートルで行われたが、注目はやはりジェンティルドンナゴールドシップのGI4勝馬同士の2度目の対決。
 レースはエイシンフラッシュが先頭で引っ張る超スローペース。ジェンティルドンナは好スタートから好位追走し、最後の直線で早めに先頭に立つと、そのまま押し切り、今年4戦目で初勝利、そして史上初のJC連覇を達成した。
 2着には外からハナ差まで追い込んだ3歳牝馬デニムアンドルビー牝馬の1・2着。後方でレースを進めたゴールドシップは15着の大敗。
 外国勢ではフランス馬ドゥーナデンの5着が最高だったが、騎手はジェンティルに騎乗のライアン・ムーアをはじめ、上位5頭のうち2着の浜中を除く4人が外国人ジョッキー。

 1着 ジェンティルドンナ(R.ムーア)  2着 デニムアンドルビー  3着 トーセンジョーダン
 4着 アドマイヤラクティ  5着 ドゥーナデン(仏)