近年、外国馬の影が薄くなって国際GIとしてはなんだか寂しくなったジャパンカップ。今年は外国馬3頭を含む17頭が出走して東京競馬場・芝2400メートルで行われたが、注目はやはりジェンティルドンナとゴールドシップのGI4勝馬同士の2度目の対決。
レースはエイシンフラッシュが先頭で引っ張る超スローペース。ジェンティルドンナは好スタートから好位追走し、最後の直線で早めに先頭に立つと、そのまま押し切り、今年4戦目で初勝利、そして史上初のJC連覇を達成した。
2着には外からハナ差まで追い込んだ3歳牝馬のデニムアンドルビーで牝馬の1・2着。後方でレースを進めたゴールドシップは15着の大敗。
外国勢ではフランス馬ドゥーナデンの5着が最高だったが、騎手はジェンティルに騎乗のライアン・ムーアをはじめ、上位5頭のうち2着の浜中を除く4人が外国人ジョッキー。
1着 ジェンティルドンナ(R.ムーア) 2着 デニムアンドルビー 3着 トーセンジョーダン
4着 アドマイヤラクティ 5着 ドゥーナデン(仏)