- 作者: 似鳥鶏
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: 文庫
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「『イリエワニ一頭頂戴しました。怪盗ソロモン』凶暴なクロコダイルをどうやって? 続いて今度はミニブタが盗まれた。楓ヶ丘動物園の飼育員である僕(桃本)は解決に乗り出す。獣医の鴇先生や動物園のアイドル七森さん、ミステリ好きの変人・服部君など、動物よりもさらに個性豊かなメンバーが活躍する愉快な動物園ミステリ」
この紹介文を読んで、ほのぼの系のミステリーなのかと思いきや、意外にシリアスだったり、スリリングだったり、でもユーモアもあったりで、予想以上に楽しめた。
作中の動物園はオランウータンのスカイウォークがあったり、キリンやダチョウ、シマウマを混合展示するアフリカの草原ゾーンがあったりと多摩動物公園を思わせる一方で、第一の犯行の舞台の爬虫類館は上野動物園を思わせたり、と両園のいいトコ取りみたいな動物園で、こんなところがあったら行ってみたいな、と思わせる。飼育員の日常というのもきっとこんな感じなんだろうな。こんな事件に巻き込まれることはないだろうけど。
勢いで、続編も一気読み。
- 作者: 似鳥鶏
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/06/07
- メディア: 文庫
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こちらも登場キャラクターはコミカル過ぎる気がしないでもないが(とくに服部くん)、ストーリーはまたまたけっこうシリアス。
ダチョウは時速70キロで走れるらしい。万が一、街でダチョウに出くわした時の注意点、捕まえ方は頭に入れておこう(笑)
もうすぐ第3弾が出るらしい。
- 作者: 似鳥鶏
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/07/10
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ついでにこれも読み始めたところ。
- 作者: 似鳥鶏
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/10/08
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