3歳牝馬と古馬牝馬が覇を競う秋の女王決定戦、エリザベス女王杯が京都競馬場・芝2200メートルで行われ、3歳〜6歳の牝馬18頭が参戦。
1番人気は今年のオークス馬ヌーヴォレコルト、2番人気はこのレースの昨年の覇者メイショウマンボ。
レースはサンシャインが逃げ、ヴィルシーナが続き、3番手にメイショウマンボ、4番手をヌーヴォレコルトが進む展開。
4コーナーを回ると、早くもヌーヴォレコルトが抜け出し、そのまま逃げ切りをはかるが、道中、ヌーヴォの真後ろでぴったりマークしていた3番人気ラキシスが猛然と追い込んで、ヌーヴォをクビ差交わして優勝。
ヌーヴォレコルトはまさに正攻法のレース運びだったが、秋華賞に続いて2着に終わる。メイショウマンボは12着、秋華賞馬ショウナンパンドラは6着。
勝ったラキシスはディープインパクトの娘。昨年もこのレースで2着に入ったが、1年後に待望のGI初制覇。また、これが重賞初勝利でもあった。
それにしても、この秋のGIは1番人気が勝てない。そして、ディープの子どもたちが強い。