衆議院解散

 本日、衆議院が意味不明のまま解散。「アベノミクス解散」だそうだ。いまのうちに自分を批判する野党勢力を殲滅して、長期政権をめざしたいのだろう。
 僕は選挙権を得てからこれまで投票率100%なのだが、何なんだろうな、今回のしらけた気分は…。
 大人の政治家としての人間的深みを少しも感じさせない人物が率いる与党と、あってなきがごとき野党。政党が一つしか存在しない北朝鮮や中国の有権者の気分というのはこんな感じなのかな、と思う。
 確実に言えることは、一人の政治家、一つの政党がすべての国民の利益を代表することはできない、ということだ。
 地元選挙区の有権者(領民)は自分に投票するのが当たり前のように思っている、自分が落選する可能性なんて考えたこともないような世襲の“殿さま議員”が支配する政治というのは望ましいことではない。

 きょうの写真は多摩動物公園のオスのオランウータン、キュー。45歳。






 こちらはボルネオ、29歳。メスにモテるらしい。