ジョウビタキ

 今朝、庭のムラサキシキブジョウビタキ♀がやってきて、実をついばんでいた。写真は撮れなかったので、先日、都内の別の場所で撮ったジョウビタキ♀。うまく撮れてはいないけど。

 さて、最近、都内の動物園それぞれから残念な知らせが伝わってきた。
 まずは上野動物園の国内最高齢のホッキョクグマ、ユキオが11月25日に死亡。26歳11カ月だった。


 これは今年4月に2年間を過ごした釧路市動物園から戻ってきた直後。泥遊びで、ヒグマのようになったユキオ。

 最近のユキオ。いつも活発に動き回るもうすぐ6歳のデア♀に比べると、動きが少なく、余生をのんびり過ごすおじいちゃん、という感じだった。

 井の頭自然文化園ではこのブログにも何度も登場しているニホンカモシカのチビスケが11月14日に世を去った。2001年生まれで、名前はチビスケだが、今年6月に誕生した男の子まで全部で7頭もの子供を残した偉大な父親。

 多摩動物公園ではゴールデンターキンのボウズが11月22日に心筋梗塞で死亡。この春生まれたレイカ♀の父親。1997年多摩動物公園生まれの17歳だった。
 右奥がボウズ。一緒にいるのは今年3月に生まれたヨウテン♂とその母親オーキ。

 また、同じ多摩では11月20日に1969年多摩動物公園生まれのチンパンジー、ベロも死亡。45歳。体調を崩しており、麻酔をかけて検査したところ、そのまま覚醒せず死亡したとのこと。全身に転移した癌による衰弱死。幼いころはステージでのショーでも活躍し、そのせいでチンパンジーの群れに馴染むのにずいぶん苦労したそうで、子どもには恵まれなかったが、今の群れのリーダーであるケンタの養母として大きな役目を果たしたそうだ。

 みんな、天国で安らかに楽しく過ごしてほしい。