多摩動物公園にある「もぐらの家」。メインの順路から少し外れているのだが、我々にとって馴染があるようで実はよく知らないモグラをユニークな展示方法で見せてくれて、意外な人気スポットになっている。
ログハウス風の小屋の中にはアクリル板越しに土の中のモグラが観察できるようになっているだけでなく、巣穴と餌場(ミルワームなどがいる)を網状のパイプで結び、これが天井に張り巡らされて、そのなかをカサカサと音を立てながら移動する姿も見られるようになっているのだ。
巣穴の中のアズマモグラ。ここにはアズマモグラ4頭とコウベモグラ3頭が飼育されている。
天井に張り巡らされたモグラの通路。
天井のトンネルにいるモグラ。動く時は意外に素早い。
ここでは謎に満ちたモグラについて理解できるように説明書きがたくさんあるのだが、それがとてもユニーク。「おしえて!モグラ先輩!」というQ&A形式になっていて、説明役の“モグラ先輩”がやたらにガラが悪いのだ。たとえば、こんな具合。
まだほかにもいろいろあるが、とりあえず、このへんで・・・。