オウサマペンギン

 葛西臨海水族園に行くといつも僕がマグロ水槽以上に長い時間を過ごすのは屋外のペンギンプールである。

 日本でも最もペンギンの飼育数が多い水族園だが、なかでもオウサマペンギンとイワトビペンギンは暑さが苦手で、夏場は非公開の冷房の利いた部屋にいるので、寒い季節しか見ることが出来ない。
 ということで、オウサマペンギン(キングペンギン)。発見された時、世界最大のペンギンということで、この名前がついた。ところが、その後、さらに大きなペンギンが見つかり、そちらは皇帝ペンギンエンペラーペンギン)と呼ばれるようになった。“皇帝”は南極大陸で暮らすが、“王様”は南極大陸には生息せず、南極に近い島々に棲んでいる。




 若鳥、ということはプリンスペンギン?

 ポピュラーなフンボルトペンギンに比べると、かなり大きい。