テナガザルの赤ちゃん

 多摩動物公園にはシロテテナガザルのペア、テテ♂とミツ♀が暮らしているが、3月22日の朝、ミツが男の子を出産。翌日から公開されている。

 父親のテテは毛色が黒、母親のミツは茶色で、生まれた赤ちゃんは黒い毛。名前は「ハリ」に決定。マレー語で太陽を表す「マタハリ」からとったとのこと。
 ミツは上唇にケガをして、傷は治ったものの、ちょっと異形。初めての出産だが、しっかり子育てをしているようだ。


 でも、お腹に赤ちゃんを抱えたまま、得意の雲梯はするわ、ジャンプはするわ、ロープにぶらさがるわ、でかなり動きが激しい。
 母親がこんなことをしても、赤ちゃんはしっかりとしがみついて、落ちることはない(たぶん)。







 まるで人間の赤ちゃんみたい。さすが類人猿。

 こちらは新米パパのテテ。子育てらしいことは何もしていないように見える。