チンパンジーの森

 多摩動物公園のアフリカ園にあるチンパンジーの森。ここはチンパンジーが水に入らないことを前提にした造りになっているが、ゴリラやオランウータンも水には入らない。同じ仲間(ヒト科)の人類は泳いだり入浴したりするわけだが、我々の祖先も初めは水に入ることはしなかったのだろう。人類はいつの段階から水に入るようになったのだろう。そういうことは解明されているのだろうか。
 この先、チンパンジーも暑い日に水浴びをしたり、さらに泳ぎを覚える、なんていう可能性はないのだろうか。

(泳いで渡れば脱走できそう)
 脱走するより、ここでの暮らしが気楽でいい…と思っているのかどうか。

 チンパンジーのUFOキャッチャー。チンパンたちは葉の茂った枝から自分で道具(棒)を作り、それを差し込んで、なかにある餌を穴に落とせば、足元から転がり出てくる仕掛け。

 画面奥の穴はコドモしか入れないキッズルームに通じているので、オトナのチンパンは中央の穴を狙う。

 1歳半になったフブキ♂。年上の男の子たちと遊ぶようにもなったが、まだママのそばが一番?

(おまけ)過去の旅写真から北海道・美瑛町の「哲学の木」。2000年8月。