MOA美術館〜ふしぎな万華鏡ワールド

 小学校時代の友人たちと5人で伊豆へ一泊旅行に行ってきた。もともとが女子会旅行に男(2名)も誘われた形なので、旅の中身はほぼグルメ、ショッピング、温泉で成り立っていて、僕のいつもの旅のスタイルとは全然違って、それはそれなりに新鮮ではあったし、楽しかったが、「線」の旅というより「点」の観光がメインで、全行程を書きつづるのはあまり意味がない。
 ということで、まだ8月であることを忘れそうになる涼しくて、雨が降ったりやんだりの天気の中、箱根湯本で湯葉料理を食べた後、熱海のMOA美術館へ行った。
 入館料1600円に200円(通常は700円)をプラスすると抹茶と菓子がつくというので、それで。
 熱海の山の中腹に位置し、高低差の大きい造り。

 晴れていれば、相模湾が一望できるはずだが…。

 館内にある能楽堂

 豊臣秀吉正親町天皇に茶を献じるために造らせた「黄金の茶室」(復元)。

 常設展示の国宝や重要文化財を含む絵画、彫刻、書、工芸など日本と東洋の美術品を鑑賞した後、企画展示の万華鏡ワールドへ。世界最大の万華鏡フェスティバルで2年連続グランプリを受賞したという依田満・百合子の作品が展示されていた。事前に想像していたのとは全然違う展示方法で、これはよかった。しかも、ここは写真撮影可。









 アート鑑賞の後、茶室へ。

 季節を早とちりした(?)もみじ。


 MOA美術館の後は来宮神社の大楠を見にいく。

 樹齢2000年以上。

 この後、伊東のホテルへ。
 途中で立ち寄ったスーパーマーケットの伊東漁港で水揚げされたばかりのイワシがあまりに青くキラキラ輝いていて、美しかった。こんなのは東京では絶対に手に入らない。
 夕食は居酒屋で地魚と地酒をいろいろ味わい、大満足。もちろん、温泉も。要するに、いつもこのメンバー+αでやっている定例会(飲み会)の出張版みたいなものなのだった。
(おまけ)箱根で食べた湯葉丼。