羽田サイクリング

 午後から多摩川沿いをサイクリング。出発したのが14時過ぎだったので、下流へ向かっていけるところまで走ってみよう。
 多摩川左岸のサイクリングロードを向かい風に逆らって走り、六郷水門までやってきた。久しぶりにじっくり観察。

 昭和6(1931)年3月に完成した古い水門。六郷用水の排水路と多摩川の接続部に設置されたが、現在は水路は埋め立てられ、水門内は船溜まりとして利用されている。



 併設されている水門閉鎖時の排水施設のポンプ小屋もレトロなレンガ造り。

 現代の機能一辺倒の水門と違って、角みたいなものがついた兜を思わせるゲート本体や照明や窓などにも装飾的なデザインが施されている。


 旧六郷町の町章。「郷」の文字を囲むカタカナの「ロ」が9つで「ロク=六」。


 六郷水門を過ぎて、さらに下流へ向かい、結局、羽田までやってきた。


 飛行機と船とカモメ。


 飛行機とモノレール。

 羽田の夕景。まだ漁師町の雰囲気も残っている。


 もう夕方なので、ここで引き返す。

 多摩川を渡る新幹線を何本か。






 17時45分に帰宅。走行距離は47キロ。

 昨日、今日は地元の神社の祭礼。僕の子どもの頃は露店もたくさん出て、大変な賑わいだったが、最近はすっかり寂れてしまった。


 舞台での演芸は高齢者の民謡・演歌・舞踊ばかり。もちろん、それもいいのだが、若い人や子どもも歌ったり、踊ったりすれば、もう少し盛り上がるのではないだろうか。祭りを仕切る氏子代表(町会役員など)も古くから住んでいる年寄りばかりだしね。