3歳牝馬三冠レースの最終戦、第20回秋華賞が京都競馬場・芝2000メートルで行われ、18頭が出走した。1番人気はオークス馬のミッキークイーン、2番人気は前哨戦のローズSを制したタッチングスピーチ、3番人気が桜花賞馬のレッツゴードンキ。
レースは先行争いからノットフォーマルが抜け出し飛ばして逃げるハイペース。ミッキークイーンは中団を進みつつ勝機をうかがう。レースはそのまま最終コーナーを回って最後の直線に入り、ハイペースに巻き込まれた先行勢が軒並み失速し、その後ろにいた馬たちが進出して激しく競り合うも、あとから馬群を抜け出したミッキークイーンが交わして先頭に立ち、クイーンズリングの猛追を抑えて優勝。オークスに続く2冠制覇を達成した。
2番人気のタッチングスピーチは最後方から追い上げたが、6着まで。先行勢を追いかけた3番人気のレッツゴードンキは最後失速し、17着の大敗。
ミッキークイーンはディープインパクトの娘。浜中騎手は昨年のショウナンパンドラに続き、このレース2連覇。
1着 ミッキークイーン(浜中) 2着 クイーンズリング 3着 マキシマムドパリ
4着 アンドリエッテ 5着 アースライズ