秋の天皇賞が東京競馬場・芝2000メートルで行われ、3歳〜8歳の18頭が参戦した。1番人気は今年、GI宝塚記念を含め重賞5勝と充実著しいラブリーデイ。
レースは2番人気のエイシンヒカリが好スタートから逃げるかと思われたが、内からクラレントが交わして先手をとり、エイシンは2番手。前半1000メートルを60秒台のゆったりとした流れで、ラブリーデイは4番手という絶好の位置を進む。
そのまま4コーナーを回り、最後の直線に入ると、先行する2頭の直後にいたラブリーデイがあっさりと抜け出し、そのまま後続の追い上げを封じて優勝。こうしたら勝てるというお手本のようなレースぶりで、まさに横綱相撲の強さを見せつけた。
ラブリーデイはキングカメハメハ産駒の5歳。今年重賞6勝目。GIも宝塚記念に続いて2連勝。