しもきた天狗まつり

 昨日の天気予報では今朝雪化粧しているかと思ったが、結局、東京では雪は降らなかったようで、雨も朝のうちに止み、曇りの一日。ただし、とても寒かった。
 下北沢で1月29日〜31日に行われる第84回「しもきた天狗まつり」に行ってきた。
 なぜ下北沢で天狗なのか。商店街の中にある大雄山真龍寺(曹洞宗)に天狗の道了尊が祀られているからである。このお寺は天狗伝説で知られる神奈川県南足柄市にある曹洞宗の大道場・大雄山最乗寺の末寺なのだ。
 最乗寺は1394年に創建された曹洞宗の山岳霊場で、開山の了庵慧明禅師の弟子にあたる修験者の道了はその怪力で500人分の働きをして寺の創建に貢献し、さらに了庵禅師が亡くなると、道了は寺の守護と衆生救済を誓って、山深くに姿を消し、そのまま天狗になったと伝えられている。それ以来、天狗の道了尊は十一面観音の化身として信仰を集めている。
 この写真は最乗寺の奥の院に続く石段。箱根外輪山の北東斜面に位置し、寺域は数百メートルの高低差があり、ひたすら登って、最後の最後にこの長〜い石段が目の前に現れる。

 その最乗寺の末寺として昭和4年に下北沢に創建された真龍寺にも本尊として十一面観音像が安置され、その化身である天狗も祀られているわけだ。
 天狗様が留守中の真龍寺。

 境内ではお笑い芸人による漫才や漫談のイベントが行われており、なんとなく見ていたら、意外に面白かった。


 真龍寺の節分会として行われる天狗まつりのメインイベントが天狗道中。大天狗、烏天狗、山伏、七福神など(に扮した人々)が大天狗面を乗せた車や福男福女とともに商店街を練り歩き、豆まきを行う行事。
 狭い商店街が見物客で溢れていたが、その中に外国人がやけにたくさんいた。
 大天狗面。


 天狗様の一行。

 烏天狗


 大天狗。一本歯の高下駄を履いていて、歩きにくそうだ。

 天狗の指に絆創膏。

 七福神(の一部)。



 高校女子バレーボールの全国大会で優勝した下北沢成徳の選手たちも天狗と一緒に優勝パレードを行い、豆まきをしていた。

 最後は全員がお寺に戻り、盛大に豆まき。狭い境内にはとても人が入りきれず。