第33回フェブラリーステークス

 中央競馬の2016年最初のGIレース、第33回フェブラリーステークス東京競馬場のダート1600メートルで行われ、4歳から10歳までの16頭が参戦した。昨日の雨のおかげで馬場は重。
 コパノリッキーの3連覇か、それともダート界の世代交代か、が注目されたが、6歳馬コパノリッキー単勝4番人気で、1・2番人気には4歳のノンコノユメとモーニンが推される。
 レースはコーリンベリー、スーサンジョイらが引っ張る速い流れで進み、最後の直線に入ると、先行勢の直後にいた2番人気のモーニンが楽に抜け出し、そのまま先頭ゴールイン。1分34秒0はレコードタイム。1番人気ノンコノユメは後方から追い込んだが届かず2着。コパノリッキーは自分の競馬ができず7着に終わる。
 米国産馬モーニンはこれで7戦6勝。ダート界にまたスゴイ馬が出現したかもしれない。
 騎乗したデムーロは日本のGI、これが15勝目。そのデムーロ騎乗で昨年の皐月賞とダービーを制した後、骨折で休養していたドゥラメンテが来週の中山記念で復帰するようだ。それも楽しみ。

 1着 モーニン(M.デムーロ)  2着 ノンコノユメ  3着 アスカノロマン
 4着 ベストウォーリア  5着 ロワジャルダン