キリンの子どもたち

 先月21日に発生して以来、列島各地に大きな被害を及ぼしてきた台風5号が今日の未明に東北沖の日本海温帯低気圧に変わる。その台風がもたらした熱気とフェーン現象の影響で関東地方は猛暑。東京はこの夏最高の37.1℃を記録。群馬県館林市では38.8℃。
 今日の写真は多摩動物公園のキリン。昨年から今年にかけて生まれた3頭の子どもたちが一緒に座り込んでいた。

 左から今年1月生まれの「ユルリ」♀、去年生まれの「テンスケ」♂、「ユビスケ」♂。

 テンスケが立ち上がり、母親のところへ行ってしまった。


 こちらはモウコノウマのうちただ1頭、「アジアの平原」ではなく旧モウコノウマ舎で暮らしている「ハーン」♂。
 モウコノウマは1頭のオスと複数のメスで群れを作るので、オスの「クヴァジー」が群れに君臨している現状では、ハーンだけが仲間外れ状態なのだ。

 前肢を骨折してしまい、長らく療養生活だったハーンだが、ようやく完治して、またお客さんの前に姿を見せるようになった。
 これは2月のハーン。冬毛と夏毛の違いもよくわかる。