東京競馬場・芝2400メートルで行われた第37回ジャパンカップ。海外から参戦の4頭を含む17頭が出走した。1番人気は前走で道悪の天皇賞でGI6勝目を挙げ、引退まで残り2戦となったキタサンブラック(牡5歳)。このレースは昨年も勝っており、連覇がかかる。
レースはそのキタサンブラックが好スタートから先頭に立ち、マイペースで逃げる展開。そのまま最後の直線に入り、後続を引き離して逃げ切りを図るが、好位置でキタサンをマークしていた5番人気のシュヴァルグランが鋭い伸びでキタサンを交わして先頭でゴールイン。悲願のG1初制覇。キタサンブラックは最後に今年のダービー馬レイデオロにも交わされ、3着に終わる。
シュヴァルグランはハーツクライ産駒の牡5歳。馬主はあの大魔神・佐々木主浩。