ボロ市

 世田谷の冬の風物詩といえる世田谷ボロ市が15、16日と開催された。戦国時代に小田原北条氏が世田谷新宿に開いた楽市を起源とし、440年近い歴史を持つ市だ。当初は毎月1と6の日に月6回開催だったというが、江戸時代には世田谷が城下町から純農村になって寂れたので、年に一度の歳の市となり、明治以降、旧暦と新暦の年末ということで、12月と1月の15・16日に開催という現在の形に落ち着いた。
 昔の人のように自宅から歩いていく。徒歩30分ほどだから大したことはない。
 例によって、ものすごい人出で、満員電車のような混雑。そんななかにベビーカーも交じっているので、つまずかないようにしないといけない。外国人客も多い。

 天祖神社境内の園芸市で赤芽ソロの苗(300円)とコケモモシタン(500円)を購入。
 赤芽ソロは武蔵野の雑木林に多いアカシデのことで、多摩動物公園に生えているアカシデの紅葉がとてもきれいで、一鉢欲しかったのだ。

 コケモモシタンは赤い実が可愛い。

 ほかにチューリップの球根と川場村のリンゴを購入。