日本シリーズ第1戦

 プロ野球日本シリーズ。広島対ソフトバンクの第1戦がマツダスタジアムで行われた。

 先発投手はカープが大瀬良、ホークスが千賀。

 カープは初回、千賀の立ち上がりを攻め、2番菊池のソロで先制。さらに四球と安打の後、5番松山のタイムリーでもう1点。2対0とした。

 ホークスは4回まで無安打に抑えられたが、5回に中村晃に初安打が出ると、チャンスをつかみ、2死2・3塁から千賀の代打デスパイネがセンターへ抜けるかという当たり。セカンド菊池が回り込んで打球を捕り、1塁へ送球するが、ファースト松山が捕球できず、ファウルグラウンドに転がる間に2者生還。ホークスが2対2の同点に追いつく。記録は内野安打と松山のエラー。

 その後、両チームのリリーフ陣がそれぞれ素晴らしいピッチングを見せ、試合は9回で決着がつかず、延長戦に突入。日本シリーズに相応しい息詰まるような試合。

 結局、12回まで両軍得点できず、規定により2対2の引き分けに終わる。