第158回天皇賞(秋)

 秋の天皇賞東京競馬場・芝2000メートルで行われた。13頭が参戦したが、ダンビュライトが馬場入り後に騎手を振り落として放馬。疲労が著しく競走除外となって、出走は12頭となった。

 1番人気は今春、同距離のG1大阪杯を勝ったスワーヴリチャード。2番人気は昨年のダービー馬レイデオロ。3番人気は天皇賞14勝の武豊を鞍上に迎えた一昨年のダービー馬マカヒキ

 レースは紅一点のヴィブロスが好スタートを切ったが、一昨年の菊花賞馬キセキが交わして先頭に立ち、馬群を引っ張る。スワーヴリチャードは出遅れ、後方から。レイデオロは中団。

 そして、4コーナーを回って、最後の直線。キセキが先頭で逃げ込みを図るが、外から伸びてきたレイデオロが交わして先頭に立ち、後続に11/4馬身差をつけてゴールイン。2着にはサングレーザー、3着がキセキ。1番人気のスワーヴリチャードは出遅れが響き、10着と惨敗。マカヒキは7着。

 レイデオロキングカメハメハ産駒の牡4歳。G1は2勝目。鞍上のルメールは3週連続のG1制覇。毎週、いい馬に乗っているとはいえ、やっぱりすごい。

 

1着レイデオロルメール) 2着サングレーザー 3着キセキ

4着アルアイン 5着ミッキーロケット