第43回エリザベス女王杯

 秋の最強牝馬決定戦、エリザベス女王杯京都競馬場・芝2200メートルで行われ、3歳~8歳の牝馬17頭が参戦した。1番人気はこのレース連覇をめざすモズカッチャン。 

 レースはクロコスミアがゆったりとしたペースで引っ張り、その直後を有力馬が負う展開。

 そのまま最後の直線に入る。逃げるクロコスミアと後続馬の差が縮まらないなか、中団にいた3番人気リスグラシューが1頭だけ鋭い脚で外から伸びてきて、クロコスミアをとらえ、差し切り勝ち。過去G1レースで2着が4回という善戦ガールがついにG1タイトルを手にした。ブラジル出身で驚異的なペースで勝ち続けているモレイラ騎手の魔法のような手腕がここでも発揮された。

 リスグラシューハーツクライ産駒の4歳。

 

1着リスグラシュー(モレイラ) 2着クロコスミア 3着モズカッチャン

4着レッドジェノヴァ 5着ノームコア