小田急線で新宿から三つ目の代々木八幡駅では各駅停車10両化に向けて改良工事が最終段階に入りつつある。
代々木八幡は小田急全線で一番の急カーブの途中に駅があり、ホームは相対式で、狭く、ホームと車両の隙間が広くて危険でもある。しかも、駅の両端に踏切があるため、これまでの8両編成に対応したホームをそれ以上延伸できなかった。
そこで代々木上原方の踏切を移動させて2両分のホーム延伸を可能にし、上下線の間に島式ホームを新設して、橋上駅舎化する工事が進められてきた。
これは今年2月の写真。
そして、現在の代々木八幡駅。ホームはほぼ完成し、ホームドアの設置も進んでいる。
各駅停車しか停まらない駅で、新しいホームもさほど広くはないから、両側を通過電車が次々と通ることを考えればホームドアは必要だ。ただ、急カーブの駅であることには変わりがないから、電車とホームの隙間の広さは変わりなしか?
完成は来年3月の予定。これで新宿~代々木上原間の各駅も10両対応になり、各駅停車の10両編成化が実現する。
(きょうの1曲)Peter Hammill/A Way Out