放鳥コウノトリ

 今日の東京は最高気温が26℃を超える夏日。暑かった。九州では大分県日田市など30℃を超える真夏日になったところもあったようだ。まだ4月であることを忘れそうだ。
 久しぶりに千葉県野田市で放鳥されたコウノトリの話題。
 2015年から始まったコウノトリの放鳥プロジェクト。これまでに6羽が放鳥され、5羽が生存している。
 このうち、2015年に放された「翔」♂はその年の12月に高知県南西部の大月町に到達して以来、これまで2年半にわたって大月町と宿毛市からほとんど動かず、完全に定着していたが、今日の情報で高知県東部に位置する香南市付近に移動した。同じ高知県でもけっこうな移動距離。2年半ぶりの本格的な移動で、この先どうなるか注目だ。
 残りの4羽も列島各地に散らばっていたが、最近、みんな関東周辺に戻ってきている。
 2015年放鳥の「未来」♀は千葉県匝瑳市付近。
 2016年放鳥の「きずな」♂も北関東にいたが、ここへきて福島県南会津町付近に移動。
 2016年放鳥の「ひかる」♂は故郷の野田市からは利根川の対岸にあたる茨城県坂東市付近にいる。
 2017年放鳥の「ヤマト」♂はしばらく「未来」と一緒に行動しているのではと思わせる節もあったが、現在は茨城県神栖市にいる。「ヤマト」だけはまだ関東から出ていないかな。たぶん。
 この先、どうなるだろう。野田市の施設では今年も3羽のヒナが誕生しているので、また巣立ったら自然界に放されるのだろう。

 野田市コウノトリ放鳥情報
 http://www.city.noda.chiba.jp/kurashi/oshirase/seikatsukankyo/1006581.html

 写真は多摩動物公園コウノトリ

(きょうの1曲)ROUND TABLE feat. Nino/夏待ち