深大寺サイクリング

 今日はすっきりとした青空が広がり、最高気温も22℃ほどと、さわやかな風の吹く一日。
 午後からサイクリングに出かけ、また野川に沿って深大寺方面へ。
 深大寺のある谷戸の東隣の谷戸にある深大寺自然広場にやってきた。道の右手の丘は「かに山」と呼ばれ、キャンプ場がある。すぎにエナガの声が聞こえてきた。

 野草園。園内を湧水が流れている。

 ムシトリナデシコ。ヨーロッパ原産


 ヒルザキツキミソウアメリカ原産。

 野草園というわりには外来種が目立つ。
 シジュウカラの一家が賑やか。
 ミツガシワが育つ池にはトンボ。

 これはどうやらクロスジギンヤンマというらしい。

 蝶も多くて、モンシロチョウ、アゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ、コミスジなど。
 アオスジアゲハが水辺の地面で水分補給。


 ここではホタルも飼育していて、6月には観察会もあるらしい。

 つづいて、また深大寺谷戸にある水生植物園へ。そろそろハナショウブが咲くころかな、と思って。

 咲き始めていた。





 田植えが終わった水田。

 ミズキンバイ。

 菖蒲田とそのそばを流れる湧水の小川ではムクドリが水浴びをしたり、餌を探したり。

 ミミズを捕まえた。ムクドリが地中から獲物を見つけ出す探知能力はすごいといつも思う。

 菖蒲田のカルガモ



 ドジョウ。

 ザリガニ。


 その後、深大寺を参拝。相変わらずの賑わい。
 無料で自由に拝観できた白鳳仏が昨年、国宝に指定され、その後、訪れた時は「志納」を求める貼り紙があり、僕は100円を入れた記憶がある。それがいつのまにか拝観料300円になっていた。前回はけっこうな行列ができていたが、今日は行列はなかった。僕ももう何度も拝んでいるので、今日は素通り。
 深大寺境内に保存されている道標。

 正面には「厄除 御自作 元三大師」と彫られ、右側面には「是ヨリ大師尊参詣道」とある。元禄16(1703)年に建てられ、文政3(1820)年に再建されたもので、もとは甲州街道の滝坂上にあり、そこで甲州街道から分かれる深大寺参詣道は今もそのままのルートが残っている。江戸時代から信仰と行楽の地として深大寺は江戸市民に人気だったのだ。帰路はその参詣道を通って帰る。途中に庚申塔馬頭観音などあり。
 走行距離22.0キロ。