第79回オークス

 3歳牝馬の頂点を決める東京優駿牝馬オークス)が東京競馬場・芝2400メートルで行われ、1頭出走取消で17頭が出走した。断然の1番人気は桜花賞を圧倒的な走りで制したアーモンドアイ。国内外の短距離路線で活躍したロードカナロアの娘だけに未知の距離2400メートルを克服できるかどうかが2冠制覇へのカギといえた。2番人気は桜花賞で強い競馬をしながらアーモンドアイの異次元の末脚に屈したオルフェーヴル産駒ラッキーライラック
 レースはサヤカチャンがハイペースで引っ張り、ラッキーライラックは中団のイン。アーモンドアイはそれを外からぴったりとマークする形。
 そして、最後の直線。アーモンドアイはルメール騎手のゴーサインに素早く反応して一気に加速し、ラッキーライラックを置き去りにして、先に抜け出していたリリーノーブルもあっという間に交わして先頭に立ち、そのまま圧勝のゴールイン。前走とは違った競馬でまた圧倒的な強さを見せつけての2冠達成。ラッキーライラックは3着。

 1着 アーモンドアイ(ルメール)  2着 リリーノーブル  3着 ラッキーライラック
 4着 レッドサクヤ  5着 マウレア