台風12号襲来

 日本列島の南海上で発生した強い台風12号(中心気圧は965hPa)。小笠原諸島付近を通って関東地方に向かって北上してきたが、予報通り、伊豆諸島近海から急速に西に向きを変える。そのため、東京地方は辛うじて暴風県内入りを免れる。
 未明から雨が降って、皆既月食を見えなかったが、朝には止み、日が差したり、また降ったり。風も午後から少し強くなり、夕方からは時折、激しい雨が降ったり、急に強い風が吹き荒れたりしたものの、長続きせずに終わった。夜はエアコンをつけず、窓を開けて寝たが、風雨は大丈夫だった。
 ただ、関東南部や東海地方の海岸部では暴風や高波の被害が出て、小田原市内の海岸道路で車が高波に襲われたり、熱海のホテルでレストランのガラスが割れて負傷者が出たり。交通も乱れる。
 過去にあまり例のないコースをたどって東から西へ進路をとった台風は東海地方を暴風県内に巻き込みながら西日本へ向かう。西日本豪雨の被災地を直撃しそうで、心配だ。あまりひどいことにならなければいいが。
 写真はニイニイゼミ。少し前までセミの合唱の主役だったが、めっきり声を聞かなくなり、アブラゼミとミンミンゼミばかりになった。